1. ホーム
  2. くらし>
  3. 生活環境>
  4. 環境保全>
  5. ナラ枯れが発生しています

くらし

ナラ枯れが発生しています

ナラ枯れとは

 ナラ枯れ(正式名称:ブナ科樹木萎凋いちょう病)は、ナラ等の樹木に体長5mmほどの昆虫「カシノナガキクイムシ」が穿入孔せんにゅうこうを開けて入り込み、「ナラ菌」という病原菌を媒介することによって水を吸い上げる機能が妨げられ枯死する樹木の伝染病です。

 特にナラ類のミズナラ及びコナラの落葉広葉樹で集団的な被害が発生しており、被害が大きくなる傾向にあります。栃木県南部では令和2年度から、益子町では今年度(令和5年度)から被害が確認されました。

 ナラ枯れ被害により枯死した木は、落枝や倒木の危険性がありますのでご注意ください。

ナラ枯れの被害木の特徴

  • 夏季(7月~9月頃)に急速に葉の色が赤褐色に変色し枯れる。
  • 12月以降になっても、枯れた葉が落葉しない。
  • 幹にカシノナガキクイムシが穿入した直径約1mm〜2mm位の孔がたくさん開いている。
  • 穿入孔から粉末状のフラス(木くずと虫の排泄物が混じったもの)が出て、木の根本に堆積している。

 

ナラ枯れ

赤褐色に変色した様子

フラス

木の根元にフラスが堆積している様子

「ナラ枯れ」被害の情報提供にご協力ください

 所有地でナラ枯れ被害木と疑わしき木を発見した場合は環境課自然環境係へご連絡ください。

 (栃木県)ナラ枯れ被害の 情報提供にご協力下さい [PDF形式/664.18KB]

自己所有地にナラ枯れの木がある場合

 被害木の処理は、土地所有者様ご自身でしていただく必要があります。

 被害木の中でも倒木した際に周辺に危害を与える可能性があるナラ枯れ被害木の処理を行う場合の費用は、補助金の対象となる可能性があります。詳しくは環境課までお問い合わせください。

カエンタケに注意

 猛毒きのこの「カエンタケ」 はナラ枯れの被害発生時または数年後に多く発生します。

「カエンタケ」に触れるだけでも皮膚がただれるなどの炎症を起こします。

毒性が非常に強く、誤って食べた場合は死に至る可能性もあります。

見つけた場合は絶対に触らず、すみやかにご連絡ください。

カエンタケ2

栃木県HPより

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは農政課 農村整備係です。

〒321-4293 栃木県芳賀郡益子町大字益子2030番地

電話番号:0285-72-8836 ファクス番号:0285-70-1180

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

益子町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
スマートフォン用ページで見る