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[ましこのひとvol.4]東京から益子へ、ひたむきに進む陶芸の道。

[ ましこのひとvol.4]  益子町で暮らす人に「ましこの暮らし」について聞く。

石川県の九谷焼技術研究所で陶芸の基礎やデザインを学び、益子に移住された東京都出身の陶芸家の北川チカさんに、活動内容についてお伺いしました。

 

『北川チカさん』の画像

 

 

Q.1 どんな活動をしていますか?
2015年に東京都から益子町に移住し、陶芸を行っています。
作品は、石川県南部の伝統工芸である九谷焼の技法を基本とした、色絵の磁器です。具体的には、アラビア半島のモスク等の建造物をモチーフにした、絵本の世界を表現したアラビアンナイトシリーズや、一珍技法で立体的に仕上げたハート形をお花にアレンジし色鮮やかな染色を施したスーパーフラワーシリーズを制作しています。 東京都内の百貨店や益子町内のギャラリーでの展覧会を中心に活動しており、益子陶器市にも出店しています。
『『『『北川チカさん作品』の画像』の画像』の画像』の画像
Q.2 はじめたきっかけはなんですか?
高校生の時にアメリカ合衆国ボストンの高校に留学をしましたが、言葉が通じずに苦労していました。アートの授業では、現代アートについて学習した後に学校の敷地内で空間を表現したのですが、言葉なしでも思いを伝えることができるという経験ができ、言語を超えることが出来るアートの素晴らしさを感じました。それからは、ボストンでアートの授業が楽しみになり陶芸の経験をすることも出来たのです。
 
帰国後には、大学で陶芸を専攻しましたが、より深い技術を身に付けるために、九谷焼の色使いに魅かれていたことと、母親の実家もあり縁もあったため石川県立九谷焼技術研修所で2年間陶芸の基本を学びました。卒業後、東京に戻りましたが2年間は卒業生向けの支援授業を受けるために石川県に通っていました。 東京では、作家としてどのように活動したら良いかわからず手探り状態でしたが、小さなアパートに電気窯とろくろを置いて制作活動を続けていました。少しずつ活動の幅を広げていきたいと考えていた時に、益子町は、東京から通いやすい距離にあり、既に県外からの移住者も多く、県外の作家が受け入れてもらいやすい風土にあると知り、益子陶器市の見学に伺いました。その時に益子町で作家活動をしている方も紹介していただき、たびたび訪れるようになりました。
 
半年後には、陶器市に初出店しました。翌年の2015年、益子焼作家の方と縁があり結婚することになったため住まいを益子に移し、工房を構えました。
『『『北川チカさん作業』の画像』の画像』の画像
呉須(ごす)と呼ばれる青藍色の顔料で線描きと、九谷焼の特徴である5種類の色を用いる九谷五彩を使用した色鮮やかな絵付けを行う。モチーフは、ハートや花、東京のビル街やアラビアのムスクなど身近にある物や、おとぎ話の世界観を表現している。磁器は薄くて軽いが、丈夫で割れにくいため、食器として使いやすい。
 
Q.3 一番大切にしていることはなんですか?
作品を見る人に楽しんでもらいたいと考えていますが、まず自分自身が楽しみながら作れる作品を制作することを心がけています。
  
  
Q.4 今後の目標を教えてくださ
移住してから1年間は、家と仕事を整えることで慌ただしい毎日を送っていましたが、夫も仕事が忙しく、益子での知り合いが少ないため孤独を感じることもありました。最近は、益子での生活にも慣れ始めたので、町のスポーツクラブに参加するなどで少しずつ交友関係を広げて楽しんでいます。少しずつ関わるコミュニティを増やしていけたら嬉しく思います。
 
大好きな陶芸も、このまま長く続けていけるようにと考えています。益子焼は釉薬の種類も九谷焼とは全く違っているので、最近は益子の素材についても研究をしています。これまでの、九谷焼の技法にどう応用できるか検討していきたいです。 
『『北川チカさん道具』の画像』の画像

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総務部企画課 地方創生担当です。

〒321-4293 栃木県芳賀郡益子町大字益子2030番地

電話番号:0285-72-8828 ファックス番号:FAX 0285-72-7601

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