〈しごとバーレポート〉都内と地方の働き方/暮らし方を考える

イベント情報2019年09月20日

2019年9月11日(水)、日本仕事百貨が運営するトークイベント「しごとバー」に益子町在住のウェブデザイナーの大塚康宏さんが出演されました。

「ちょこっとローカルナイト2」と題し、地方で働くことや暮らすことについてお話しされました。

益子町出身の大塚さんは、都内でゲームクリエイターやウェブデザイナーとして10年以上働いていた経験があり、3年半程前に益子町にご家族とともにUターンされました。益子では、道の駅ましこの広報デザインに携わり、現在は個人事業主としてウェブデザインの仕事をしています。また、地域コミュニティヒジノワの共同代表やボードゲームカフェの企画など多方面で活躍されています。

 

『20190911しごとバースピーカー』の画像

大塚康宏さん(左)

『20190911しごとバー』の画像

参加者はお酒を飲みながらゲストとの会話を楽しむ

 

大塚さんは、子どもの頃から”ゲームを作る”という夢があり、都内の専門学校を経てゲームの制作会社に就職してから11年程、ゲームの仕事をされたそうです。その間の、仕事に関するモチベーションの変化は参加者の共感を呼ぶもので、参加者の多くがうなずきながら聴いていました。

年齢を重ねながら、結婚や子育てについて考えた時に都内の環境ではイメージがわかずに、”益子に帰ろう”と決意

したそう。場所を選ばずに仕事ができると思いウェブの仕事についての知識を深めながら、益子に関する情報収集をする中で、知人から益子での仕事を紹介されたことをきっかけにUターンしました。

実際に地方で仕事をしてみて、都会での仕事を経験した方のスキルや考え方、仕事の進め方は、これからの地方を考える上でとても重要だと感じているそうです。

「地方に移住するか・しないか」ではなく、今の生活を変えずに地方と関わりを持つことが、これからの未来に求められているのかもしれません。

 しごとバーは、ゲストと参加者が会話を楽しむイベントなので、参加者もデザイン業界の方が多くそれぞれに会話が盛り上がっていました。 気になる方は、動画をご覧ください。

 『『20190911しごとバースピーカー』の画像』の画像

↑↑動画を見る(YouTubeで開きます)

最近は、益子町が開催するツアー「ましこのひとと地域をつながる旅」のナビゲーターを務めており、共に活動する陶芸家の鈴木恵深さんも一緒に参加しました。クリエターが多く集う益子での仕事や役割里山の暮らしのリアルについて気になる方は、ツアーへのご参加も可能です

 

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『ましこのひとと地域とつながる旅』の画像