[ ましこフォト俳句] 稲刈り

ましこフォト俳句2018年09月07日

『稲刈り(上山)』の画像

   稲刈り(上山地区)    

  放課後は蝗捕る目となりにけり  礼女  

  猛暑いふ試練くぐりし稲田かな  幸代

  父の文添へて届きぬ今年米    初子

  稲刈つて筑波の裾のひろごれり  れい子

  新米の手からこぼれる温みかな  しず子

  見下ろせば稲穂かがやく登山道  衿子

  喰い初めは爺刈たるや郷の稲   たかし

  新米や結びて藍の皿に盛る    テルミ

  黄金色波立つ畦に曼珠沙華    みき

  こぼれ籾鳩従えてコンバイン   道子

  のぞき込む一番案山子の眉太し  よし子

  

 

 ○”ましこフォト俳句”とは?

益子町内で撮影された写真に、俳句を添えたものです。

こちらに掲載する写真及び俳句は、企画課へ提供を受けたもので、俳句は公民館主催講座「ましこフォト俳句教室」の受講生によって作られました。