《3/11ツアーレポート》「お店と暮らしの組み立て方」開催しました!

イベント情報2018年03月30日

2017年夏にご協力いただいた、ツアーの行き先アンケートでは「起業」した方の暮らしを知りたい!

という声をたくさんいただいたので、今回は町内でお店を開いている方を訪ねました。

今回の参加者は、東京都、埼玉県、宇都宮市からお越しいただきました。

 『第3弾チラシ』の画像

最初の訪問先は、山本地区でWORKSHOP770 / Boulange770 / Glacee770 を営む田村大作さんです。

 『WORKSHOP770 』の画像

田村さんは、陶芸家である奥様と結婚して、セルフビルドで現在の店舗WORKSHOP770をオープン。

その後、パン工房Boulange770、アイスクリーム工房Glacee770をオープンされました。

『WORKSHOP770 店内』の画像

店舗は田村さんの独学により、すべて手作りで建てられたそうです。

店舗のほかにアイスクリーム工房の見学もさせていただきながら、これまでの経営状況の経緯や資金面についても

教えていただきました。

 

次に、ヒジノワCAFE & SPACE に移動し、運営に関する紹介と、昼食の時間となりました。

『ヒジノワ外観』の画像

 

ここは2009年に益子町で開催された土祭がきっかけとなって誕生した、有志で運営する地域コミュニティです。

コミュニティカフェのほか、不定期で展示会やライブ、ワークショップ等のイベントを開催するなど

「地域のみんなが集える拠点」として様々な職業の方が運営に関わっています。

「起業」をテーマに集まった参加者のみなさまからは、移住後のヒジノワでの可能性について、たくさんの質問が出ていました。

 『ヒジノワ』の画像

『ヒジノワ ランチ』の画像

 

最後に、ヒジノワの裏手にある本や雑貨を扱うお店 ハナメガネ商会 のマスダモモエさんにお話を伺いました。

マスダさんはご主人が栃木県内に通勤していたことから、埼玉県から益子に移住されました。

マスダさんは移住する前から、お店を開きたいと考えていたため里山よりは「まちなか」が良いと考えていたそうですが、

古い町並みが残る益子町の本通りをとても気に入っており、ちょうど売りに出ていたまちなかの分譲地をご自宅兼店舗用にと即決されたそうです。

『ハナメガネ商会 マスダさん』の画像

その後、近所で空き家になっていた古民家を借りられることになったので、改修ののち、移転されまもなく4年になるそうです。

益子で暮らしながらお店をやっていると、作家さんやカフェなどからたくさんの刺激を受けることが多いそうです。

また、益子には料理上手な主婦の方が多く、ご自身も料理が得意になったと話してくださいました。

『ハナメガネ商会』の画像

 

『ハナメガネ商会外観』の画像

 

その後、益子駅に戻り一日の振り返りをして解散しました。

参加者のみなさんは、このツアーに参加し、実際の生活について具体的なイメージが膨らんだ様子でした。

遠くからお越しいただきありがとうございました。

 

《参加者の声》

  • 益子町は外部から来た人も受け入れてくださる、自由な印象があります。
  • 地域に根付いた生活をされている方の生の声を聞くことができ、とても参考になった。
  • 農産物やものづくりの技能を持った人がたくさんいて、そういった人たちに教わりながら手作りの生活ができそうに思う。
  • イメージより実際の生活、くらしは楽しそう。地域でつながりをもてると、広がりそう。