文化財詳細

島岡達三益子焼作品

島岡達三益子焼作品

しまおかたつぞうましこやきさくひん島岡達三益子焼作品

町指定(平成22年年2月24日指定)

種類
工芸品
時代
昭和時代

島岡達三は濱田庄司に師事し、独立後組紐師であった父や李朝陶器の影響を受けた独特の技法である縄文象嵌を中心に作陶活動を行う。平成8年(1996)には「民芸陶器(縄文象嵌)」の技術保有者として国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。島岡の縄文象嵌は、形成してまだ素地の柔らかいうちに組紐を転がして縄文の文様をつけ、その窪みに化粧土を埋めて削り出すといった技法である。
①塩釉縄文象嵌皿 1996年作
②地釉象嵌草花文壺 1996年作
③白釉象嵌縄文大皿 1957年作
④灰釉菊花文象嵌大皿 1979年作
⑤窯変象嵌縄文壺 1980年代作

参考:『益子町の文化財』  撮影:乾 剛

所在地
大字益子3021ほか
所有者
益子町ほか