文化財詳細

入定塚古墳

入定塚古墳

にゅうじょうづかこふん入定塚古墳

県指定(昭和33年年8月27日指定)

種類
史跡
時代
古墳時代

円通寺一切経塔の南西約50mに位置し、小貝川の東岸にあたり、八溝山地の一部をなす鶏足山魂の西側に立地する。小貝川の沖積地との比高差は約40mあり、樹木がなければ見晴らしのよい環境にある。昭和33年(1958)に県の史跡に指定された際には前方後円墳と考えられたが、その後の「栃木県史」には前方後方墳との記載がある。周溝や葺石、埴輪などは認められない。後方部と前方部の高さが同じであることや墳丘全体が平たく低く構えているところから、古墳時代後期の築造と思われるが、中期という説もある。

引用:『益子町の文化財』

所在地
大字大沢2518-28
所有者
円通寺