旧濱田庄司の母屋
きゅうはまだしょうじのおもや旧濱田庄司の母屋
町指定(平成元年年6月12日指定)
- 種類
- 建造物
- 時代
- 江戸時代
益子焼を民芸陶器として世界的に有名にした重要無形文化財保持者(人間国宝)濱田庄司が母屋兼作業場として使用していた建物である。この建物は、江戸時代後期に市貝町市塙で建築されその後茂木町菅又に移築されていたものを濱田が気に入り、昭和5年(1930)に移築し母屋として使用し、しかも国内外の訪問者の交流の場所でもあった。また囲炉裏のそばには蹴ロクロと手ロクロがあり、長屋門内の仕事場や細工場とともに作陶の中心になっていた。平成元年益子焼の伝統を伝えるために益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子内に移築保存された。
参考:『芳賀の文化財』第25集
- 所在地
- 大字益子3021
- 所有者
- 益子町